歴史大好き人間

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除夜の鐘の意味

こんにちは!

ガッチャンです!

今日は大晦日ですね!

 

晦日といえば…

そうです!除夜の鐘ですね!

 

それかい!!!

と思った方多いと思います(笑)

 

とはいえ、近年は除夜の鐘を迷惑と言って、実施しなくなってしまうことが多いですよね。

なんか悲しい気分になってしまいます…

 

そこで今回は、除夜の鐘についてご紹介しようと思います!

ではいきましょう!

 

  • 除夜の鐘の意味とは
  • 108の数字
  • 種類
  • 近年の傾向

 


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除夜の鐘の意味とは

 

除夜の鐘とは、年末年始に行われる年中行事のひとつで、午前0時をまたぎ、梵鐘をつくものです。

 

実は、日本だけではないんですね!

お隣、韓国でもこの行事は行われています。

 

ソウルにある普伸閣の除夜の鐘は、テレビ中継もされるほど、有名なんですよ!

 

108の数字

 

除夜の鐘は108回撞かれます。

200回以上の場所もあるそうです。

 

この数字の意味はご存じですか?

大きく二つの説があります。

 

  • 煩悩説


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人間の煩悩を表している説です。

人はと呼ばれる感覚を持っています。

 

 

です!

これらの感覚に、気持ちの好、悪、平があるので、6×3で18種類。

 

さらに、浄、汚の清らかさの感覚が入るので、18×2で38種類。

 

そして最後に、前世、今世、来世があるので、36×3で108になります!

 

これが煩悩説です!

 

  • 年間説

 

12ヵ月と、24節気と、72候を足したものが108という節です。

 

種類

 

除夜の鐘と似たものに初夜の鐘というものがあります。

 

皆さん

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

 

聞いたことありませんか?

正岡子規が詠んだこの歌は、初夜の鐘なんですよ!

 

初夜の鐘とは、その日の午後8時に鳴らされる鐘のことで、正岡子規法隆寺の初夜の鐘を聞いて、このうたを作りました!

 

近年の傾向

 

近年、除夜の鐘は中止にすることが多くなってきました。

 

檀家さんたちの高齢化、そして騒音との扱いを受けています。

 

そもそも、ラジオ放送で日本中に広まったとされている除夜の鐘。

 

深夜にしなくても良いとの声もありますが、もしこれが騒音なら僕は思います。

 

年明け大騒ぎパーティーの方が騒音に感じるのは俺だけか…?

 

日本から心地の良い音色が消えてしまうのは寂しいと思った次第でございます。

 

 

今回は、除夜の鐘についておはなししました!

 

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ではでは!