ミステリー!ダヴィンチコードで語られたシオン修道会とキリスト教の教えを変える事実!
ガッチャンです!
今回はミステリーの世界にご招待しましょう。
これまでにご紹介してきた、キリスト、十字軍、テンプル騎士団、ダヴィンチの動画は、すでにご覧いただけましたでしょうか?
もし見ていない方は、先に見てもらえると今回の話がわかりやすいかと思います。
張っておきますので、是非見てください。
今回ご紹介するのは、映画、ダヴィンチコードで話題にもなった話です。
もしかすると、キリスト教の教義を根本から覆してしまうかもしれない内容です。
この映画は、過激なシーンも多いため、一部の国では放映禁止になった作品としても知られています。
今回お話する内容は、あくまでもミステリーなので、個人的な考えとしてきいてください。
この話を動画で見たい方は、こちらへどうぞ!
鍵を握る男
皆さんは、ゴドフロワ・ド・ブイヨンという人物を知っていますか?
Wikipediaより引用
彼は、十字軍の指導者の一人だと言われています。
十字軍というのは、以前の動画で解説したように、ローマ教皇が呼びかけて派遣をした遠征軍です。
彼らの目的は、聖地エルサレムの奪還。
ローマ教皇はキリスト教徒達に遠征を求めましたが、その際、「十字軍に参加すれば、罪の償いを免除する」と言いました。
聖地の奪還という意味では、これは間違いではないと思いますが、戦力を集めるためだけにここまでするでしょうか?
実はここに、今回の話の肝となる部分、キリスト教の考えが関連してきます。
キリスト教の失われた宝
キリストの動画でお話ししましたが、彼は磔にされて処刑されてしまいます。このときに、ある物が失われたと言われているんです。
それが、聖杯です。
この杯に注がれた飲み物を飲み干せば、傷や病気が治る。それだけでなく、永遠の命が手に入ると言われています
しかし現在では、聖杯は失われている、または現存し、複数個あると言われています。
キリストが復活した場所、そして失われた聖杯。エルサレムの奪還。これらをつなげると、十字軍というのは、ローマ教皇というキリスト教のトップが呼びかけ、キリストの聖杯を取り戻すために送り込んだ。
罪の償いが免除になる、つまりそれは、エルサレムの奪還に協力すれば、キリスト教への信仰そのものを証明することになる、ということなのではと僕は思います。
教徒を守っていた騎士と秘密結社の繋がり
エルサレムの奪還後、十字軍は常駐軍を置きました。
テンプル騎士団です。
テンプル騎士団は、キリスト教徒を守るために組織され、エルサレムを護ったと言われています。
しかしそれは表向きで、本当は信仰そのものを守るために組織され、イエスの聖杯を探し続けていたのではないでしょうか?
映画でも彼らは、イエスの聖杯を探していますが、聖杯を大切に護っているような描写が印象的です。
何故なら、先ほど紹介したゴドフロワ・ド・ブイヨンはこの時期に、ある組織を結成したと言われているからです。
それが、シオン修道会です。
かれらは、1099年、ノートルダム・ド・シオン教会で発足した修道会で、ある秘密を守るために活動したと言われています。
それこそが、ダヴィンチコードで語られていた、聖杯、キリストの血脈です。
ダヴィンチコードが語るミステリーとは?
キリストは生涯独身だった。そして、天に召されたので、遺体もない。
しかしこれが覆るとしたら?
教会にとっては大きな打撃となるでしょう。
彼は、ある女性と夫婦だったかもしれないと言われています。
名前が、マグダラのマリア。
彼女は、ダヴィンチの描いた最後の晩餐にも登場しているのではないかと言われています。
最後の晩餐に描かれてあるイエスキリストと、マリアだと言われている二人の間。そこに大きなV字の空間があるのです。
変哲もないこの空間に、ダヴィンチはメッセージを残したのではと言われています。
男性と女性を表す時に、男性は矛の記号、女性はその反対です。つまりVは女性を表します。
この時点で女性といえば、イエスの奥さんといわれているマリアです。
さらに、最後の晩餐が描かれた頃、マリアは妊娠をしていたとも言われています。
そのことから、聖杯は聖なる杯。つまりマリアの子宮のことを表しているのではないかとも言われています。
もしそうなのだとしたら、さらに問題が出てきます。
キリストは独身のはずです。聖なる杯、つまりマリアの子宮は、神聖な物。本当に子供がいたとしたらどうでしょうか?
キリスト教では婚姻前の性交渉は御法度とされていました。純血ではなくなるからです。
これこそ、ダヴィンチコードで語られているミステリーなんです。
秘密を守っていたシオン修道会
彼の血脈が今も残っているとしたら、消し去りたい人物と守り抜きたい人物がいてもおかしくはありません。
シオン修道会はこの秘密を守ろうとしました。
そして、テンプル騎士団はそのために動いていたかもしれません。
テンプル騎士団は莫大な権力を持っていました。
彼らは世界初の銀行を発足させたことでも有名です。
しかし彼らを陥れたのはフランスの国王でした。
そして、フランス王国とつながりが深いマーク。それが百合の紋章です。
これは、宗教的に見れば受胎告知、三位一体を表します。
伝説によれば、フランスでこの紋章が使われ出したのは493年。メロヴィング朝のクロヴィス1世がキリスト教へ改宗したときと言われています。
そしてこのメロヴィング朝の血筋を引いているのが、シオン修道会の最後の総督、ピエール・プランタールです。
しかし彼は、1993年、メロヴィング朝の血筋の話は嘘だと公言しており、これによりシオン修道会そのものも、でたらめではとささやかれています。
そして、聖母マリアを表すこの紋章は、画家ボッティチェッリの絵でも有名です。彼は映画の中で、シオン修道会の会員だと言われています。
テンプル騎士団はある日、聖杯の捜索をやめました。銀行業務に精を出し始めたのです。
もしこれが、目くらましなのだとしたらどうでしょうか?
彼らの銀行は、勢力内ならばどこでも換金ができました。そして、信頼の元、預かり証は金銭と同等の価値をもちます。
このシステムのおかげで、彼らは各地に自由に飛び回ることができました。そして、聖杯を見つけたとしたら。もちろんそれは、マリアの棺です。
シオン修道会はこの秘密を守っているといわれています。
テンプル騎士団が陥れられた本当の理由
テンプル騎士団の動画でもお話ししたように、テンプル騎士団を、悪魔崇拝や異端者という虚偽で陥れたのは、すべてフランス国王の息のかかった高位聖職者です。つまり、教会側の人間です。
秘密を知った騎士団を抹殺し、キリスト教の威厳を守るために起こした行動なのだとしたら?金銭という名目は、騎士団のメイン業務になりつつあるからなのだとしたら?
かれらは陥れられたと考えられるでしょう。
マリアの遺体はどこにあるのか?
マリアの物と言われている遺体は現存しています。本当にマリアの物なのか?そして、シオン修道会が守っている血筋は今も現存しているのか?
テンプル騎士団の財宝は金ではなく、キリストの本当の想いなのだとしたら…
世界を変えてしまうかもしれないミステリーだと思います。
今回は終わります!
僕のYoutubeチャンネルでは、世界中の歴史を親しみやすく雑学を交えながらお話ししていますので、ぜひ遊びに来てください!
ではまた!